第29回「第6の栄養素・食物繊維」

おはようございます🌞
今日も皆さまにとって健康で幸せな日でありますように。
本日29回目は「第6の栄養素・食物繊維」です。

5大栄養素(たんぱく質、炭水化物(糖質)、脂質、ビタミン、ミネラル)に次ぐ第6の栄養素として注目されているのが食物繊維です。
「Tsunagu」第1回目に免疫力のことをお伝えしました。その中で腸の中の善玉菌のえさになるのが食物繊維で、免疫力を高めるのに必要な栄養素の1つとして、食物繊維はお肌や健康にとって大切な栄養素としてお伝えしました。

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があります
○不溶性の食物繊維は、水分や老廃物などを吸着して、便のかさを増やします。腸を刺激してぜん動運動を活発化し、排便を促します。食品はモソモソ、ボソボソするもの。(芋など)
○水溶性の食物繊維は、腸内細菌(善玉菌)のえさになって、腸内環境を整えます。ネバネバ、サラサラの物。(海藻類、野菜類、アロエベラ、果物など)

水溶性の食物繊維の働きが注目されている大きな理由は3つあります。
①お腹の調子を整える。
②糖質の吸収を抑える。
コレステロールを低下させる。

食物繊維は、穀物、芋、豆、野菜、果物、海藻、きのこ類からそれぞれまんべんなく摂るようにすると、水溶性と不溶性の食物繊維をバランス良く摂取しやすくなります。

このようにさまざまな働きが期待されている食物繊維ですが、残念ながら現代の日本人は摂取量の不足が指摘されています。
毎日の健康なお通じのためには食物繊維の摂取量は1日20g、ま心筋梗塞による死亡率の低下が観察された研究では1日24g以上と報告されているそうです。
食物繊維は意識的にもっと積極的にとる必要があるのです。

食物繊維の不足状態が分かる方法があります。
🟡理想的な便の3つの条件とは
①色が黄色
②バナナ2本分の量で、ほど良い軟らかさ
③水洗トイレの水に浮く

これらがあてはまっていると食物繊維が足りている証拠だそうです
ぜひ毎日の健康管理の為に便をチェックしてみてはいかがでしょう🤗