第70回「DHA•EPA」

おはようございます🌞
今日も皆さまにとって健康で幸せな日でありますように✨

本日70回目Tsunaguは「DHAEPA🐟についてお伝えします。

高齢化がますます進む日本において、DHAEPA予防医学の上でも必須の栄養素といえます。
DHAEPAは、体内で合成できず、食物から摂取する必要がある必須脂肪酸のひとつです。その大きな特長は透き通っていて、サラサラしていることです。
一般的には「脂=ダメ!」とイメージしがちですが、このサラサラ成分DHAEPAは健康維持に役立つことが研究でも明らかになっています。

DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳を中心とした神経組織にとても多く含まれています。脳の細胞の中に入り脳細胞を柔らかくし、情報の伝達性をよくさせるとともに、細胞を活性化させます。活性化させると学習機能を向上させ、スポーツをすればするほど上達し、学習することで知識・経験・判断力が豊かになります。
脳に必須の栄養素で、それがDHAです。
母乳にはたくさんのDHAが入っていて、赤ちゃんの脳が健やかに育つのにDHAは必要なのですね。

🔵脳、神経系の機能を保つ
🔵加齢と共に減少し、生理機能の低下につながる
🔵子供の発育に必要
🔵網膜の機能を保つ
🔵炎症を抑える
🔵血液を流れやすくする
🔵身体を酸化から守り、様々な疾患を予防する(抗酸化力)

主に青魚の油に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)は、体内でほとんど作ることができない「必須脂肪酸」の一種です。
血流が良くなるとお肌の細胞が活性化することから、美肌を目指す人はオメガ3系脂肪酸に大変注目しています。

魚に多く含まれているDHAEPAですが、そのDHAEPAは摂り方も大事になってきます。
調理方法では、お刺身など生の魚で摂れるDHA量を100%とした場合、焼き物・煮物で約20%減少、揚げ物では、なんと約50%も減少してしまいます。DHAEPAは優れた成分ではありますが、非常に酸化しやすいという弱点があります。食品から摂取する場合には、調理の過程の加熱や酸化で、せっかくの成分が壊れてしまう可能性があります。サプリメントなら効率的にDHAEPAを摂取できます。

厚生労働省による摂取基準では、DHAEPAを合わせて1,000㎎/日以上摂ることが望ましいとされています。厚生労働省は、18歳以上の男女のEPADHA摂取量を1日1000mg以上としていますが、どの年代も必要量には達していません!現代の日本人は慢性的なEPA不足の状態であると言えます。(魚によっては、微量ですが水銀などの金属が含まれている事があるので、特に妊娠中の方は摂取量や摂取方法に気をつけて下さい。)

現代の食生活は、炎症促進性のあるオメガ6系脂肪酸(植物油や牛、豚の脂など)をどうしても多く摂りすぎてしまいます。
ですので、将来の健康の為に意識して身体に良い油を摂ってみては如何でしょうか?
素敵な一日を✨