第88回「植物性たんぱく質」

おはようございます🌞
今日も皆さまにとって健康で幸せな日でありますように✨

本日88回目のTsunaguは「植物性たんぱく質」についてです。

たんぱく質は、肉・卵・牛乳・魚などに多く含まれる「動物性たんぱく質」と、野菜・全粒穀物・大豆・豆類、ナッツなどに含まれる「植物性たんぱく質」に分けられます。
筋肉はたんぱく質でできており、合成と分解が常に繰り返されているので、食事でたんぱく質をしっかり摂ることが必要です。しかし、注意したいのは動物性食品を食べ過ぎないということです。動物性たんぱく質アミノ酸スコアが高く、良質なたんぱく源ですが、食べ過ぎると飽和脂肪酸コレステロールが増えるおそれがあります。

フィンランド大学の研究では、毎日約5gの動物性たんぱく質を植物性たんぱく質に置き換えると、糖尿病のリスクが18%減少することが示されました。植物性たんぱく質を摂ることで、血圧、コレステロール、血糖値の好ましい変化がみられたそうです。

米国糖尿病教育者協会(AADE)によると、野菜、全粒穀物、果物、大豆、豆類、ナッツなどの植物性の食品を摂ることで、過剰にたまった体脂肪が減り、インスリン感受性が改善し、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞を保護する効果を期待でき、糖尿病合併症のリスクが低下すると報告されています。

朝食で納豆や豆腐、味噌などの大豆食品を食べ、動物の肉を食べ過ぎない食事スタイルは健康につながりやすいという研究結果を、米国立がん研究所(NCI)が発表したそうです。

植物性食品には、食物繊維、抗酸化物質、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
食物繊維により、腸内細菌叢が改善し、「短鎖脂肪酸」の生産が増加します。短鎖脂肪酸は、有害な菌が増えるのを抑えたり、炎症を抑えるなどの働きをします。そのほかにも、栄養素の吸収の改善、満腹感の改善、インスリン抵抗性の減少など多くの利点があります。

動物性食品は良質なたんぱく源になりますが、食べ過ぎにはリスクがともないます。植物性食品と良好にバランスをとることが大切です。

今日も素敵な1日を✨🤗