第9回 冷え症

おはようございます🌞
本日も皆様にとって健康で
幸せな日でありますように🌅

本日第9回目は、先週ご質問をいただいた方からのリクエストで「冷え症」についてお話したいと思います。
ご質問ありがとうございました🙇🏻‍♀️

もうすぐ5月です。最近も寒くなったり、暖かくなったりで洋服を選ぶのも迷ってしまいますよね。
冷え症を経験された方、経験されている方もいらっしゃるかと思います。私も20代から30歳までは冷え症でした。

「冷え症」とは、血液の流れが悪いため毛細血管へ血液が流れず、血管が収縮し、そのために手足などが冷えてしまう状態のことです

冷え症には4つの種類があります。
①末端が冷えるタイプ
②下半身が冷えるタイプ
③内臓が冷えるタイプ
④全身が冷えるタイプ 
です。

①末端が冷えるタイプは、
運動不足や食事量が少なく、体内で熱を十分に作り出すことができないと、末端まで血液が巡りにくくなって、手足が冷えてしまいます。

対策は
🍀運動をして筋肉をつける。筋肉は体の中で最も多くの熱を生み出します。
🍀食事をしっかりとる。
特にたんぱく質は、熱産生が高い栄養素です。食事にしっかりと取り入れることで、
より多くの熱が生み出されます。
🍀お腹を温める。
冷えている首、手首、足首を温めるのももちろん良いですが、内臓を温めてあげることで、手足まで血液が流れやすくなります。
🍀湯船につかって温まる
🍀ストレッチをして血行を良くする
🍀ヒールの高い靴やきつい靴は足先の血流を悪くするので避ける。などです。

②下半身が冷えるタイプは、上半身は冷えていないのに、お尻や太もも、脚が冷えているタイプです。このタイプは、加齢により血管が細くなったり、筋力が衰えたりすることで、下半身が血行不良になって起こります。
第二の心臓と呼ばれている「ふくらはぎ」の筋力が弱くなると、足元の血液を心臓に送り返せず、血液循環が悪くなっています。
塩分や水分を多く取ってむくんでいる人や、長時間のデスクワークをしている人にも、
多いタイプです。
対策は、
🍀太ももやふくらはぎの筋力をつける。
(階段を使う・かかとの上げ下げ運動をする・スクワットをするなど)
🍀下半身のストレッチやマッサージをして血流やリンパ液の循環を促す。
🍀デスクワークなどで長時間同じ体勢の場合は、時々立ち上がって歩いたり、足のマッサージをしたりして、血液が滞らないように注意する。
🍀むくんでいる場合には塩分や水分を控えて、利尿作用のあるカリウムの多く含む食品(野菜など)を多く摂る。などです。

③内臓が冷えるタイプは、手足や体の表面は温かいのに、内臓が冷えてしまうタイプです。冷えていることに気づきにくく、胃腸の不調などの症状が現れてから気づくこともあり、隠れ冷え症とも呼ばれています。
起床直後にお腹に手を当ててみて冷えている方はこのタイプです。
ストレスによる自律神経の乱れが原因の1つです。自律神経が乱れることで、末端の血管が収縮せず、内臓に血液を優先的に送れなくなり、内臓が冷えてしまいます。
また、冷たい食べ物や飲み物をよく取る人にも多くみられます。 
対策は、
🍀冷たい食べ物や飲み物を控えて、温かいものを摂る。
白湯はおすすめです。
🍀ストレスを溜め込まず、寝る前などリラックスする時間をつくる。
🍀体内時計を整えて、自律神経の乱れを整える。
🍀暖かい服装にして体を温める。
カイロや腹巻でお腹を温める。

④全身が冷えるタイプは、
常に体温が低く、季節を問わず寒さを感じるタイプです。
基礎代謝が低下している高齢者や、若者にも多くみられます。不摂生や食事量の不足などによる基礎代謝の低下が原因といわれています。また、慢性疲労甲状腺の機能低下による場合もあります。

対策は、
🍀基礎代謝を上げるためには、食事の栄養バランスよくして、適度な運動をすることが大切です。
🍀靴下、腹巻きなどで体を冷やさないように心がける。
🍀体を内側から温めてくれる食材を摂る。
(生姜は生ではなく、火にかけて炒めたり、お湯に入れたりすると良いです。)

ご自身の身体のタイプを知って、毎日の習慣に摂り入れてみては如何でしょうか🤗