第23回「細菌とウイルスの違い」

おはようございます。
今日も皆さまにとって健康で幸せな日でありますように✨

今年、コロナウイルスが蔓延してから約4ヶ月ほどになります。体調管理、マスク、手洗い、うがい、手指消毒に気をつけて過ごされていることと思います。テレビなどでは、色々な情報が報道され、何がどうなのかわからなくなっていると最近感じていましたので、本日23回目は「細菌とウイルスの違い」を簡単にお伝えしたいと思います。

●細菌とは単細胞の微生物で、
2つに分裂しながら自分で増殖します。バクテリアともいいます。
人の体に侵入して、病気を起こす有害な細菌もいれば、皮膚や腸内の環境を守ってくれる細菌(腸内細菌)もいます。

●ウイルスとは細菌の50分の1程度の大きさです。自分で細胞を持たないため、ほかの生物に入り込んで生きます。
人の体内に侵入すると、細胞の中に入って自分のコピーを作らせて、細胞が破裂してたくさんのウイルスが飛び出し、増殖します。

風邪(普通感冒)の7〜8割はさまざまなウイルスが原因となっているそうです。
「風邪は万病のもと」というのは、ウイルスが原因とされているから、昔からそう言われているのではないかと思います。

ウイルスには種類があり、「エンべロープ」と「ノン・エンべロープ」に分かれます。
エンベロープは、脂質に作用するもので壊れやすく、アルコールや石鹸で破壊することができます。
コロナウイルスエンベロープウイルスです。

一方、ノン・エンベロープウイルスは、ダメージを受けにくく、アルコール消毒剤や石鹸が一般的に効きにくい傾向にあるので注意が必要だそうです。(ノロウイルスやロタウイルスなど)

WHO(世界保健機構)などで、コロナウイルスにはアルコールが有効とされているのはこのためです。

ご存知の方も多いとおもいますが、手指消毒は、手洗いと併用することでその効果を発揮します。
理由は、手洗いで除去しきれない菌やウイルスを除菌する目的があるためです。
順番は「手洗い👏🏻」→「アルコール消毒」
できるだけこの順番で行うと良いです。
日本全国が解除された後でも、日常で予防できる手洗い、消毒を心がけてみてください👏🏻