第55回「香りと脳の関係」

おはようございます🌞
今日も皆さまにとって健康で安全な日でありますように✨

本日55回目Tsunaguは「香りと脳の関係」についてです。
皆さんの好きな香りは何ですか?お花の香り。柑橘の香り。コーヒーの香り。自然の木の香り。海の香り。日常の生活の中でもいろいろな香りが溢れています。ふと懐かしい香りがして昔を思い出したりしませんか?
カレーの香りがすると、急に食欲が沸いてきたり😊

香りは脳の血流を増加させるといわれています。私達は香りで食欲が増すことは日常的によく体験します。
香りが食欲を増進させる脳内のメカニズムとは、🟢おいしい香り→脳細胞や神経がアクティブになる(酸素消費増加)→多くの酸素が必要→ 脳内の血流が増加する。と考えられています。暑さで食欲が減退している時に、しょうがやスパイスの香りを嗅ぐと食欲がわいてくることを日常生活で私達はなんとなく認識しています。これはにおいと食欲には密接な関係があることをあらわしています。

すべての香りで同じような脳内の活性化が見られるわけでなく、香りの種類によって、強度や活性化する脳内の部位には大きな違いが見られるそうです。

例えば、🟣ラベンダーの精油を嗅ぐと、副交感神経が刺激されます。心を落ち着かせる鎮静作用があります。
🟡レモンの精油を嗅ぐと、交換神経刺激されます。活動する時に意欲がわく興奮作用があるといわれています。

嗅覚は人間の五感の中で特殊で、見る・聞く・味わう・触るなどの他の感覚は、脳の視床を経て大脳皮質の視覚野・聴覚野などに伝達されますが嗅覚だけは大脳辺縁系に直結します。大脳辺縁系は食欲などの本能的な行動や、喜怒哀楽などの感情を司る所です。

それだけ、香りやニオイはダイレクトに脳に刺激を与えることができるということですよね🤗香りは本能的な行動や感情に直接作用すると言い換える事が出来ます。
香りで強烈な記憶再生のフラッシュバックが発生する一因もあるのかもしれません。

香りを上手に使って脳の働きを円滑にしたり活性化する工夫をして、毎日の生活を豊かにお過ごしください✨☺️