第56回「色の効果」
おはようございます🌞
今日も皆さまにとって健康で幸せな日でありますように✨
本日56回目Tsunaguは「色の効果」です。
私たちの周りはたくさんの色であふれています。 色が人間の心理状態に大きな影響を与えることは広く知られています。
しかし、実際にそれを利用している人はあまり多くはありません。色の効果とその使い方についてお伝えします。
🔴赤 警戒心、注意力を喚起し、人間の感情的興奮や刺激をもたらす。赤は色の中で最も長い波長を持ち、交感神経に刺激を与え体温、血圧、脈をあげます。
🟠オレンジ 楽天的な印象をあたえ、陽気にみえる。消化、新陳代謝をよくする作用があるため、食欲を増進させる。血管や自律神経を刺激し身体を活動的にします。
🟡黄色 明るさや希望を与え、運動神経を活性化させる。脳の活性化がよくなり頭の回転が早くなる。集中力がアップします。
🟢緑 情緒の安定、安心感の増加。身体を癒す色。筋肉の緊張をほぐし、リラックスさせてくれる。また、筋肉や骨その他組織の細胞を作る力を促進したり、暖和効果があるので血圧を下げます。
🔵青 爽快感、冷静を与えます。鎮静作用があり、精神的に落ち着かせる作用、体温の低下、痛みの暖和などの作用もあります。
🟣紫 高貴さ優雅さを表す。集中力アップ、鎮静効果。リンパ管や心筋、運動神経の働きを抑制する。
⚫️黒 力強さ、高級感を与えます。力を象徴しています。
⚪️白 純潔さや純真さを表す。過去を清算してリセットする色。
私たちは日々、色に心理的、生理的影響を与えられています。例えば、暖色と寒色の温度感です。同じ温度でも赤、橙、黄などの暖色は、青や青緑などの寒色に比べて人は暖かさを感じます。色彩で人は暖かさまでも違った判断をするということなんです。さらに温度感だけではなく色はさまざまなところで人に色彩以外に情報を与えられています。
実際に、色を変えただけで人に生理的、心理的影響を与えた例があります。学校の教室の壁の色をオレンジから青系に変え、じゅうたんの色もオレンジからグレーに変えたところ、子供達の行動に変化があらわれたそうです。調査をすると、血圧が120から100に下がり17%も色によって血圧が下がっていたことが分かったそうです。血圧が下がったことによって、子供達はいつもより落ち着きがでて、話を良く聞くようになった事例です。
それだけ人は目から得た情報によって生理、心理的に影響をうけているということですね。ビジネスではネクタイの色や下着、靴下などにも色を取り入れて、気分を上げて交渉に挑む方もいます。
色の特徴を活かして、洋服の色を気分で変えてみたり、インテリアや食器、小物などの色も変えてみては如何でしょうか🤗