第80回「やる気スイッチ」

おはようございます🌞
今日も皆さまにとって健康で幸せな日でありますように✨
本日80回目のTsunaguは「やる気✨💪スイッチ」についてです。

東京大学で脳の研究をされている池谷裕二先生によると、やる気やモチベー ションが湧いてくるときには脳の中の「淡蒼球(たんそうきゅう)」という部分から信号が送られているそうです。淡蒼球は「やる気」や「気合」など日常生活で大切な基礎パワーを生み出すといわれています。自分の意思で淡蒼球 を動かすことはできませんが、4つのスイッチを使えば淡蒼球を起動させることが可能です

🔴1つ目のスイッチは「身体を動かす」です。
身体は脳の支配下にあると思われがちですが、本当は逆で身体が主導権を握っています。楽しくなくても笑顔をつくっていればだんだん楽しい気持ちになってくることがありますよね。これは「自己知覚」というもので、身体の表現に脳がつられているのです。顔が笑っているから面白いんだ!と脳が感じる。脳はだまされやすいのです。やる気が出たからやるのではなくやるからやる気が出るのです。
🔴2つ目のスイッチは、「いつもと違うことをする」です。
日常生活の体験は「海馬」を通じて、貴重な記憶や知恵として脳に貯えられます。
海馬が淡蒼球などを総動員して事態に対応します。しかしいつもと同じ経験では、わざわざ海馬が顔を出す必要はありません。つまりよほど重要なことでない限り、海馬にまで情報は届かない。海馬のためにはいつもと違う要素を取り入れるのが効果的なので
す。形から入る、人を喜ばせるためにやることもおすすめです。

🔴3つ目のスイッチは「ごほうびを与える」です。
ごほうびの喜びは「テグメンタ」という脳部位を活性化させて、快楽物質であるドーパミンを出します。ドーパミン淡蒼球に直接働きかけるため、ごほうびとやる気とは強い相関があります。お金や食べ物も報酬になりますが、何よりのごほうびは達成感です。

🔴4つ目のスイッチは「 なりきる」です。
なりきる、思い込むことによって前頭葉が活動して、淡蒼球も活性化します。これは悪いイメージにも反応するので(例えば失敗しそうと考えていたら失敗してしまうなど)注意してください。
成功のイメージを具体的に描き、その自分になりきることでやる気が引き出されます。

4つのスイッチを毎日の生活にぜひ取り入れてみてください✨🤗
素敵な一日を✨