第91回「コレステロール」

おはようございます🌞
今日も皆さまにとって健康で幸せな日でありますように✨

本日91回目のTsunaguは「コレステロール」についてです。
コレステロールとは、ホルモンや細胞膜の材料となり身体にとって欠かせない脂質の一種です。
多くは肝臓で合成され、血流に乗って全身の組織に運ばれます。通常は、食事から摂取したコレステロールの量によって合成量が調整されて、体内のコレステロールの恒常性が保たれていますが、長年の生活習慣の悪影響によってそのシステムが乱れると血液中のコレステロール値が高くなってきます。

コレステロールは2種類あり、
🔴LDL-C(悪玉コレステロール)
肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ役割があるが、血液中に増えすぎると血管の壁に入り、こぶができます。そのこぶが膨らむと動脈硬化を引き起こしたり、そのこぶが破れて血栓(かさぶたの様なもの)が出来るとますます動脈硬化が進むことから、悪玉コレステロールと呼ばれています。

🔴HDL-C(善玉コレステロール)
過剰なコレステロールを肝臓に戻す役割があり、血管の壁に溜まったコレステロールも抜き取って回収してくれます。動脈硬化の進行を抑えてくれる働きがあるため、善玉コレステロールと呼ばれています。

🟠中性脂肪との関係
血液中に中性脂肪が増えすぎると、LDL-C(悪玉コレステロール)はさらに小型化し、血管壁の中に入り込みやすくなる。小型化したLDL-Cは超悪玉として、動脈硬化をいっそう進めてしまいます。

動脈硬化を予防するためには、悪玉コレステロール中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やして基準値内にしていくことが大切です。これらは、食生活、生活習慣と密接に関わっています。
大豆・豆腐・納豆などに含まれる大豆のたんぱく質は、コレステロールの吸収を抑える働きがあります。
オレイン酸が豊富なオリーブ油、あじ・さんまなど青背の魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの不飽和脂肪酸は、HDLコレステロール(善玉)を下げずにLDLコレステロール(悪玉)を減らす働きがあります。

食事と運動の習慣を見直して出来ることから実行していきましょう‼️