第26回「炭水化物 (糖質)とタンパク質の効果的な摂りかた」

おはようございます🌞
今日も皆さまにとって健康で素晴らしい日でありますように✨
本日26回目は「炭水化物(糖質)とタンパク質の効果的な摂りかた」についてです。

炭水化物(糖質)をエネルギーとしてしっかり使うために欠かせないのが食物繊維です。
人間のメカニズムでは、食べた順番どおりに消化・吸収されます。いきなり主菜やご飯(糖質)を食べてしまうとそれが先に消化・吸収されてしまいます。

野菜に含まれる食物繊維は後に食べるものの消化・吸収をおだやかにするため、血糖値の急上昇を抑制することができ、血管を守ることにもつながります。
そのことを「セカンドミール効果」といいます。セカンド(次の)ミール(食事)に与える効果のことです。食物繊維が豊富なものを摂っておくと、その時の血糖値の上昇を抑えるだけでなく、次の食事の血糖値の上昇もゆるやかにしてくれる効果があります。

朝食でしっかりと食物繊維をとっておくことで、この「セカンドミール効果」が発揮され、身体へのダメージが軽減されることがわかってきています。特に水溶性の食物繊維が良いそうです。
食べる順番としては、🟢食物繊維(野菜など)→🟢たんぱく質→🟢炭水化物(糖質)です。

コロナで重症化している方達は、血管に血栓ができたことで急激に重症化していることがわかってきているそうです。
健康な時に、血糖値をあげにくくする習慣をつけていくことで、自分の血管を守ることができます。健康な身体とは、「血管と血液の質が良い状態」ということでもあります。

血糖値が急激に上がることで、血管に負担がかかり、血圧が高くなったり、糖尿病になるリスクが高くなります。

たんぱく質の摂りかたのポイントは、昨日の内容に書いてありました「良質なたんぱく質」をこれから身体と脳が働く朝に摂ると良いです。
お昼も夜もたんぱく質を摂ると良いですが、朝にたんぱく質を摂るのは、①体内時計がリセットされ、身体を休めていた状態から身体を動かすスイッチに切り替える為②夜の眠りをスムーズに行う為のメラトニン(睡眠ホルモン)を夜に分泌させる為です。

ちょっとしたことを意識して積み重ねていくと、習慣になり、意識しなくても自然にできるようになると何か変化がおきます!
皆さまにとって何かのきっかけになれればと思っています。