第25回「栄養素」

おはようございます🌞
今日も皆さまにとって健康で幸せな日でありますように✨
本日25回目、今週のテーマは「栄養素」についてお伝えします。
昨日は5大栄養素を簡単にお伝えしました。
今週は栄養素の1つ1つを深く掘り下げてお伝えします。

本日は3大栄養素の炭水化物(糖質)とタンパク質についてです。
🟢炭水化物とは、体の主要なエネルギー源で、糖質と食物繊維の合計があらわされています。タンパク質や脂質よりも素早く使えるという特徴があり、1gあたり4Kcalのエネルギーになります。
特に脳は大量のエネルギーを必要とします。

砂糖とご飯、形も味も全く異なりますが、同じ糖質類です。
どちらも体内で消化分解され、ブドウ糖という単糖になります。吸収されたブドウ糖は、肝臓へ行き、血管を通って全身へ行きわたり、エネルギーとして使用されます。
大量に血液内に糖質が入ると、血糖値が急上昇します。すると普段の血糖値に戻そうと、膵臓からインスリンというホルモンが出てきて、多い糖を中性脂肪に変えるように指示し、血糖値を下げます。
このような働きから、甘いものや炭水化物を摂り過ぎると中性脂肪が蓄積され、肥満になる確率が高くなるという原理です。

しかし、主要なエネルギー源である糖質がとれていなければ、脂質からエネルギーを生み出すこともしますが、筋肉などのタンパク質からもエネルギーを確保するようになる為、筋肉量が少なくなります。
ですので、炭水化物(糖質)を全く摂らないと、筋肉のたんぱく質が減り、本当に危険です!

🟢たんぱく質とはアミノ酸という小さな物質の集合体です。身体のタンパク質を構成するアミノ酸は全部で20種類あります。
その内の9種類は体内で合成することが出来ず、必ず外から(食事)摂らないといけないので、「必須アミノ酸」と呼ばれています。

筋肉や臓器、ホルモン、免疫、肌、髪、爪、代謝に必要な酵素など、あらゆるものはタンパク質で出来ています。
髪や爪が伸びるように新しく作られているのが目に見えるものだけでなく、筋肉や臓器なども古くなった部分は分解されて体外へ排泄され、食事から摂取した新しいたんぱく質を利用して再生しています。
年齢問わず毎日の食事からたんぱく質を補う必要があるのです。

高齢者などは徐々に食事量が少なくなり、たんぱく質不足を招いていることに気づかないケースが多いです。
毎日の食事で肉類、魚、卵、大豆などで補うだけでは必要な量を摂ることは難しいです。

必須アミノ酸の9種類を含んでいるたんぱく質のことを「良質たんぱく質」と言います。
ポイントは、プロテインの中でも必須アミノ酸9種類が含まれている良質なプロテインを補うことでたんぱく質の量を増やすことが出来ます。

明日は炭水化物(糖質)とたんぱく質の効果的に摂る方法についてお伝えします☺
素敵な1日をお過ごしくださいませ✨