第59回「若返りホルモン」

おはようございます🌞
今日も皆さまにとって健康で幸せな日でありますように✨

本日59回目のTsunaguは「若返り✨ホルモン」です。
「マイオカイン」という物質をご存知でしょうか?聞きなれない名前かもしれませんが、成長ホルモンの一種で、2003年に発見されて身体に様々な良い効果をもたらしてくれていることが、最近の研究で明らかになってきています。
運動をすることで筋肉から分泌される30種以上のホルモンを総称して「マイオカイン」と呼びます。

運動することは何となく健康には良いということはわかっていましたが、なぜ良くなるのかというメカニズムはほとんど証明されていませんでした。このメカニズムには、マイオカインが関係していたことが明らかになってきています。

マイオカインは筋肉を動かすことで分泌されるホルモンです。その為、分泌を促すには運動が必要になってきますが、運動の仕方が重要です。1回の運動でマイオカインの分泌される量には限度があるそうです。最近の研究では、1日だけの激しい運動をするよりも、毎日継続してソフトな運動をした方がマイオカインの分泌が良いという結果が出ているそうです。特に下半身の筋肉、太ももやふくらはぎの筋肉から分泌されやすいと言われています。
おすすめの運動

🔴①スクワットは太ももなど下半身の筋肉を鍛える筋トレです。ゆっくりと呼吸しながら行うのがポイントです!膝や腰に痛みがある方は無理をしないくださいね。

🔴②かかと上げは第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎの筋肉を鍛えることができます。

🔴③有酸素運動(ウォーキング)は息が少し上がるぐらいのペース、又は家の中で出来るもも上げ足踏みがおすすめです。

運動がアルツハイマー病のリスクを抑えたり、がんの発症率を下げたりすることは、すでに疫学データで確かめられています。他にも免疫機能を高進させたり、すい臓のインスリン分泌機能を高めたりもするそうです。

米国では「Exercise is medicine.(運動は薬なり)」というスローガンが普及しており、米医師会やスポーツ医学会が健康のために運動を推奨しています。米国は国民皆保険ではありませんが、それでも保険医療の金額がぼう大になり、国の財政を圧迫しているからです。
病気になった人を治すのではなく、病気にならないように予算を付けて健康へ導いて行くという意識が、米国ではとても高くなってきています。

今日から運動することで筋肉から、若返りのホンモンが出ることを意識してみてください✨運動すると美肌効果ももちろんあります!
予防医学の基本は「楽しさと喜び」にあります🤗
今日もアクティブな一日を🏃‍♀️🏃🏻‍♂️