第44回「習慣化」

おはようございます🌞
今日も皆さまにとって健康で幸せな日でありますように✨

本日44回目は「習慣化」についてです。
習慣化とは、毎日のハミガキのように「意思や根性に頼らず、行動が自動的に継続されている状態のこと」です。
私たちの日々の行動の大部分は、習慣化されたものです。
脳は一定期間繰り返し行なった行動は、無意識のうちに継続することができるように脳内にプログラムを作り上げるそうです。

つまり脳は、一定期間以上繰り返された行動を、「習慣」として記憶するのです。

なぜ私たちは自分の続けたいことを習慣化できないのでしょう?それには人間がもつ「新しい変化に抵抗し、いつもどおりを維持しようとする状態」が大きく関係しています。
人間は変化から身を守ることで生存しています。そして、これと同じことが習慣化になるまでの間にも起こっており、その動きのことを「習慣引力」と呼びます。

習慣引力には①新しい変化に抵抗する②いつもどおりを維持するという、2つの機能があります。例えばダイエットでなかなか食生活を変えられず、間食を我慢できずリバウンドをしてしまうのも、この2つの機能が働いてしまっているからなのです。

一方で、新しい習慣を一度「いつもどおり」と脳が認識するまで続ければ、今度は「習慣引力」にしたがって簡単に維持することができるのです。

習慣化されるまでに必要な期間は、続けたいと思う習慣の種類によって異なります。
習慣は「行動」「身体」「思考」の3つのレベルに分けられます。
○行動 約1ヶ月 例)勉強、日記を書く、片付けなど。
○身体 約3ヶ月 例)ダイエット、食生活を変える、運動、早起き、禁酒、禁煙など。
○思考 約6ヶ月 例)ポジティブ思考、論理的思考など。

習慣化までに大きく3つの難関があります。
🔴ステップ①反発期(1日~7日) すぐにやめたくなる(挫折率42%)
🔴ステップ②不安定期(8日~21日) 予定や人に振り回される(挫折率40%)
🔴ステップ③倦怠期(22日~30日) 徐々に飽きてくる(挫折率18%)

よく3日坊主と言いますが、7日目までが最大の難所です。さらに、不安定期を乗り越えることで、8割がた習慣化は成功するといわれています。
続けること、習慣化することは強い意思や根性が必要なように思われがちです。
しかし、続けられない理由の「習慣化」までのプロセスを知ると、新しい習慣を上手に取り入れられるような気がしませんか🤗